絶賛大人気のセレナe-powerですが、現在4グレード展開されています。
その4グレードの紹介、グレード比較や価格の違い、おすすめグレード等を紹介したいと思います。
セレナe-powerの人気グレードはどのグレードでしょうか?
それではご覧ください。
目次 [非表示]
セレナのe-powerのグレード比較!
セレナe-powerは現在4グレード展開されています。
通常グレードがふたつ、ハイウェイスター系がふたつです。
セレナ e-powerX
まず通常グレードのe-powerX。
e-powerXですが、ミニバンに定番の装備はなにも付いていません。
オプションで助手席側オートスライドドアが選択可能です。
日産車では当たり前になりつつあるアラウンドビューモニターや自動運転技術搭載のプロパイロットのオプション装着は出来ません。
エマージェンシーブレーキは標準装備ですが、踏み間違い防止アシストは装備出来ません。
スタンダードグレードでe-powerの中では最も低価格ですが、装備に不満が出るかもしれません。
セレナ e-powerXV
その上がe-powerXV。
e-powerXの豪華装備版です。
インテリアの装備を充実させた快適パックが標準装備になります。
さらに両側オートスライドドアも標準装備です。
オプションでLEDヘッドランプ、アラウンドビューモニター、踏み間違い防止アシスト等を装備したセーフティパックAを選択可能。
さらにオートブレーキホールドやプロパイロットまでもがセットになったセーフティパックBも選択可能です。
e-powerXより高額になりますが、現行のミニバンらしい装備が備わっているのはe-powerXVになります。
セレナ e-powerハイウェイスター
次にハイウェイスター系ですが、まずベースとなるのがe-powerハイウェイスター。
これはe-powerXのハイウェイスター版だと思っていただいて構いません。
必要最低限の装備でオプションで助手席側オートスライドドアが選択可能。
ただしLEDヘッドランプやアラウンドビューモニター、踏み間違い防止アシスト等の装備は出来ません。
セレナ e-powwerハイウェイスターV
この上級グレードがハイウェイスターVになります。
快適パックと両側オートスライドドア、LEDヘッドランプが標準装備。
セーフティパックA、セーフティパックBどちらも選択可能です。
ハイウェイスター系でミニバンらしい装備が充実のグレードとなると、やはりこちらもハイウェイスターVになります。
グレードの違いをまとめたところで、次はグレードによる価格の違いに触れたいと思います。
セレナe-power グレードの価格の違いは?
まず車両本体価格から紹介します。
比較のため、e-powerではないSハイブリッドの同等グレードの価格も並べてみます。
Sハイブリッド
X 2,504,520円
X Vセレクション2 2,662,200円
e-power
e-power X 2,968,920円
e-power XV 3,128,760円
Sハイブリッド
ハイウェイスター 2,683,800円
ハイウェイスターVセレクション2 2,874,960円
e-power
e-powerハイウェイスター 3,178,440円
e-powerハイウェイスターV 3,404,160円
となっています。
Sハイブリッドとe-powerで約45万円から50万円以上の価格差があります。
こうして直接比較すると、e-powerは高額車両なのだと実感出来ます。
さらに全車ナビがオプションになるので、ナビの金額がここに追加されます。
ナビは人気の大画面9インチサイズになると25万円以上になります。
後席フリップダウンモニターまで追加するとさらにプラス10万円。
e-powerの上級グレードだと総額400万円超えてしまいます。
セレナで400万円超えと聞くとさすがに高く感じます。
ですがSハイブリッドでも総額300万から350万前後になるので、そこから50万円アップですからその金額になっても不思議はありません。
高額のセレナe-powerですが、その中でもおすすめのグレードを紹介したいと思います。
セレナのe-powerのおすすめグレードは?
e-powerは通常グレードより高額です。
それを踏まえてのおすすめグレードですが、
・e-powerハイウェイスターV
になります。
「なぜ最も高額車がおすすめグレードなの?」
と思われる方も多いかと思います。
ですがこれにはきちんとした理由があります。
セレナはミニバンです。
ミニバンにはミニバンらしい装備が必要です。
さらにセレナは通常グレードよりハイウェイスター系のほうが人気が高いです。
高額車両であるほど、手放す際のリセールバリューを考慮する必要があります。
ミニバンのリセールバリューは装備品で決まります。
セレナで最低限欲しい装備となると、
・両側オートスライドドア
・LEDヘッドランプ
・9インチ大画面ナビ
・アラウンドビューモニター
・踏み間違い防止アシスト
これだけは外せません。
余裕があれば後席フリップダウンモニターも欲しいです。
ただそこまで装備となると、総額が恐ろしい金額になります。
軽くエルグランドが狙える金額になってしまいます。
『そんな予算はありません!』
という方にはe-powerハイウェイスターをおすすめします。
通常グレードとハイウェイスター系ではハイウェイスター系のほうがリセールバリューが高いです。
ただe-powerハイウェイスターでは、
・LEDヘッドランプ
・両側オートスライドドア
・アラウンドビューモニター
・踏み間違い防止アシスト
が装備出来ません。
特にアラウンドビューモニターと踏み間違い防止アシストが装備出来ないのが痛いです。
新車価格が安い分、リセールバリューが下がることをご理解ください。
さらにリセールバリューを求めるなら、人気色を選ぶことが重要です。
・ブリリアントホワイトパール
・ダイヤモンドブラック
この2色のどちらかになります。
赤やベージュ等の色は選ばないようにしたほうがよろしいかと思います。
新車価格は大差ありませんが、リセールバリューでとても大きな価格差になります。
では次にセレナe-powerの人気グレードランキングを発表します。
セレナのe-powerの人気グレードランキングは?
セレナe-power系4グレードの人気ランキングです。(ディーラー情報)
1位 e-powerハイウェイスター
2位 e-powerハイウェイスターV
3位 e-powerX
4位 e-powerXV
となっています。
やはり通常グレードとハイウェイスター系の比較になると、ハイウェイスター系のほうが人気です。
そして豪華装備の上級グレードより、スタンダードグレードのほうが人気です。
ただ購入されたユーザーも、本音は上級グレードが欲しいのが実情です。
それでもスタンダードグレードを選択したのは、上級グレードの総額があまりにも高額になるからです。
いくらセレナで人気のe-powerでも、総額400万円超えの見積書を提示されたら若干引きます。
「セレナでこんなに高いの?」
と本気で思います。
あくまで個人的な意見ですが、e-powerの価格が全体で20万円下がったら、上級グレードのほうが売れるようになると思います。
セレナのe-powerのグレードまとめ
いかがでしたでしょうか?
セレナe-powerの価格や装備を検証すると、やはり高額車両なのだと実感させられます。
それでも売れているので高額車両でも車の出来が良ければ売れるのが実情です。
2018年度の登録車種別ランキングで、日産ノートが1位になりました。
ノートがここまで売れた理由も、e-powerが好評だったからです。
他社ライバル車と比較すると、ノートe-powerも高額車両になります。
それでも売れるのは、やはり環境と財布にやさしいエコカーが求められているのだと思います。
画像出典:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena.html
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