日産セレナC27型e-powerの人気メーカーオプションと価格は？ディーラーオプションのオススメは？

「C27型セレナe-power」はオプションが充実しています。

「メーカーオプション」、「ディーラーオプション」共に豊富です。

そのオプションの種類や価格について触れてみます。

メーカーオプションとディーラーオプションの違いとは？

新車のオプションは「メーカーオプション」と「ディーラーオプション」があります。

どちらもオプションですが、実は明確な違いがあります。

この2つの「オプション」の違いについてを解説します。

「メーカーオプション」は、新車製作時に組み付けるオプションです。

取り付け作業は新車製作ラインです。

日産自動車の工場で行います。

製作ラインで取り付けるので、基本的に後付は不可能です。

稀にごく一部のカーマニアの方が、解体車等からパーツを調達して
メーカーオプションを付ける改造をしたりしています。

その作業はとても大変です。

新車製造ラインだから出来ることであって、後付のことは一切考えていません。

欲しい「メーカーオプション」があるのなら、新車注文時にオーダーするしかありません。

試乗車落ち等を探すなら、オプションが付いている車を根気よく探すしかありません。

「メーカーオプション」は後付が不可能なオプションです。

それに対し「ディーラーオプション」は後付が可能です。

その名の通り、取り扱いはディーラーです。

ディーラー工場や、ディーラーが持つ新車ヤードの工場で取り付けが行われます。

これは新車購入時ではなく、購入後や中古車購入時でも取り付け可能です。

ディーラーで新車のカタログを貰うと、必ずオプションパーツのカタログが付いています。

そのカタログに載っているオプションパーツ全てがディーラーオプションです。

「メーカーオプション」は新車カタログそのものに掲載されています。

「メーカーオプション」の価格は価格表に記載されています。

「ディーラーオプション」の価格はオプションパーツカタログに記載されています。

この両者は明確な違いがあります。

画像引用先 : 　日産自動車　様

 

ちなみに新車カタログに載っている写真には、原則として
「ディーラーオプション」は付いていません。

付いている場合は必ず注意書きの記載があります。

 

日産C27型セレナe-powerの人気メーカーオプションと価格は？

「メーカーオプション」は新車購入時に発注するオプションです。

「セレナ」の場合、
人気と言うより必須のメーカーオプションがあります。

★セーフティパックA　　　　113,400円

■セット内容
○SRSカーテンエアバッグシステム&サイドエアバッグシステム〈前席〉
○踏み間違い衝突防止アシスト*¹
○インテリジェント パーキングアシスト（駐車支援システム）*¹*²*³（注）
○標識検知機能（進入禁止標識検知、最高速度標識検知、一時停止標識検知）*¹
○インテリジェント アラウンドビューモニター（移動物 検知機能付）*¹*⁴*⁵*⁶（注）
○インテリジェント DA（ふらつき警報）*¹
○フロント&バックソナー
○ヒーター付ドアミラー
○ステアリングスイッチ（アドバンスドドライブアシストディスプレイ設定、クルーズコントロール、オーディオ）
引用先 : 　日産自動車　様

これは必須です。

様々なオプションのセットパッケージになります。

この「セーフティパックA」に中で必須なのが、
・アラウンドビューモニター


画像引用先 : 　日産自動車　様

上空から見下ろしているかのような映像をメーター内ディスプレイに映し出し、
スムースな駐車をサポートします。

画面は「トップビュー」のほか「サイドブラインドビュー」への切り換えが可能。

さらに、クルマの周りで移動するものを検知し表示とブザーにより
注意を促す移動物 検知機能付きで、ますます安心です。

移動物が近づくと知らせてくれる、移動物 検知機能。
「セレナ」の周りを歩いている人や走っている自転車など、
移動しているものを検知して、メーター内ディスプレイへの
表示とブザーでドライバーに注意を促します。

発進前はトップビュー、Dレンジでの発進時はフロントビュー、
Rレンジでの後退時はバックビューで、それぞれ移動物を検知します。

引用先 : 　日産自動車　様

・踏み間違い防止アシスト

画像引用先 : 　日産自動車　様

駐車操作などで、クリープ走行を含む低速走行時、
進行方向に壁などの障害物がある場合に、
万一ブレーキ操作が遅れ障害物と衝突する危険を察知したり、
アクセルペダルをブレーキペダルと間違えて踏み込んでしまったときに、
ドライバーにメーター内のディスプレイ表示とブザーで警告。

さらに、自動的にエンジン出力やブレーキを制御することで、
障害物への衝突防止や過度の加速の防止を支援します。

壁はもちろん、コンビニなどのガラスも認識し、
前進時にも後退時にも衝突回避をアシストします。

低速衝突軽減ブレーキ機能（前進時／後退時）
障害物に衝突する恐れがある場合は、エンジン出力制御に
ブレーキ制御を加え、万一の衝突事故を未然に防ぎます。

低速加速抑制機能（前進時／後退時）
進行方向の正面に壁などの障害物がある場合に、
アクセルペダルを必要以上に踏み込むと、
警報とともに自動的に加速を抑制します。

さらに、前進時（停車時含む）は車両や歩行者を
検出している場合にも作動します。

引用先 : 　日産自動車　様

このふたつです。

「セレナ」のようなミニバンにはアラウンドビューモニターは不可欠です。

「エマージェンシーブレーキ」だけでなく、「踏み間違い防止アシスト」も必須です。

この「セーフティパックA」は必ず注文しましょう。

もし試乗車落ちを探すなら、「セーフティパックA」のようなオプションが
付いている車を探しましょう。

試乗車落ちなら大体付いていますが、稀に付いていない車もあるので要注意です。

あとミニバンの「セレナ」ならではで欲しい装備が、

・ワンタッチオートスライドドア　　　54,000円
・ハンズフリーオートスライドドア　　64,800円

「ワンタッチオートスライドドア」は通常グレード。

「ハンズフリーオートスライドドア」はハイウェイスター系になります。

画像引用先 : 　日産自動車　様

ミニバンのスライドドアはオートスライドがもはや基本です。

ただこのメーカーオプションは、下位グレードのみの設定で、しかも助手席側のみ。

理想は両側オートスライドドアが欲しいです。

これはメーカーオプションではなく、特定グレード以上の標準装備になります。

両側オートスライドドア標準装備のグレードを狙いましょう。

「V」以上なら標準装備です。

そしてさらに充実装備を狙うなら、

・セーフティパックB　　　　243,000円

「セーフティパックA」に「プロパイロット」が付いたものとご理解ください。

「プロパイロット」とは、車を高速道路で走行する際、単調な「渋滞走行」と「長時間の巡航走行」による
ドライバーが感じるストレスを軽減させるための自動運転技術です。

プロパイロットのシステムには次の機能があります。
★インテリジェントクルーズコントロール
先行車を検出しているときは、運転者がセットした車速(約30～100km/h)を上限に、
車速に応じた車間距離を保つように車間制御を行い走行します。

先行車が停止したときは、先行車に続いて自車も停止します。

一度停止すると、インテリジェントクルーズコントロールは停止した状態を保持します。

先行車が発進したときは、ステアリングスイッチのRES+スイッチを押すか、アクセルペダルを踏むと停止状態を解除し、
再びインテリジェントクルーズコントロールによる追従走行を開始します。

先行車を検出していない場合は運転者がセットした車速で定速走行します。
（約30km/h以下では前方に車両がいない場合使用できません。）

★インテリジェントクルーズコントロールの作動
ハンドル支援
車線中央付近を走行するようにステアリングを制御し、運転者のハンドル操作を支援します。約50km/h以下では前方に車両がいる場合に作動できます。）

引用先 : 　日産自動車　様

「プロパイロット」はまだ発展途上で未完成の技術です。

ただレジャーで高速道路移動が多いなら欲しいです。

一定巡航が可能です。

あと渋滞時のノロノロ運転がとても快適になります。

ドライバーが「プロパイロット」を使い分け、快適なドライブを楽しむようにしましょう。

更に試乗車落ち等を探す場合、見分けるポイントが難点かあります。
1：パーキングブレーキが機械式から電動式になります。

2：パーキングブレーキが足踏みの機械式ならプロパイロット無し。

3：センタークラスター横のスイッチ式ならプロパイロット付。

上記3点をチェックすることで見分けられます。

残りの「メーカーオプション」は「デュアルエアコン」や「コンフォートパッケージ等」です。

これはお好みですね。

 

C27型セレナe-powerのディーラーオプションのオススメは？

「ディーラーオプション」も必須のものがあります。

まずはナビ。

「セレナ」は全車オプションです。

カー用品店で社外品を買うのもありですが、ここは「ディーラーオプション」が無難です。

さらに今なら「ETC」や「ドライブレコーダー」も欲しいです。

ミニバンなら「リアモニター」も欲しいです。

そうなると、
・ナビレコツインモニターパック+ETC2.0　　425,260円

結構な金額になります。

これならカー用品店で安いナビを探そうと思っても仕方ないかなとは思います。

ですがこのナビは高機能です、

9インチ大画面に、ブルーレイ対応です。

この価格は仕方ありません。

ブルーレイが必要ないなら、ナビをワンランク落とせます。

その場合リアモニターは別途になりますが、それでも約10万円安くなります。

『カー用品店ならもっと安いセットがある！』という意見も出るかと思います。

ですが「セレナ」の場合、大きな問題があります。

アラウンドビューモニターです。

「セレナ」の場合、アラウンドビューモニターの画面は
インパネ中央の7インチ液晶に表示されます。

これ、実はとても見辛いです。

純正ナビなら、ナビの大画面にアラウンドビューモニターの画面が映ります。

一気に見やすくなります。

ただ、試乗車落ちを探す方は注意です。

日産純正ナビでも、「アラウンドビューモニター」の画面表示をするのは2018年モデルからです。

ナビ型式の末尾が518や318からのモデルになります。

それ以前のモデルは映りませんのでご注意ください。

さらに「ディーラーオプション」では、もうひとつ必須があります。

・ベーシックパック　　　　　99,360円

画像引用先 : 　日産自動車　様

これなに？って思われるかもしれません。

・フロアマット
・ドアバイザー
・ナンバープレートリムに盗難防止ボルト
このセットです。

マットもバイザーも必須です。

逆に付いていない車のほうが珍しいです。

絶対に付ける必要があります。

マットはバイザーはともかく、ナンバープレートリムや
盗難防止ボルトは不要と思われるかもしれません。

ですが今は必須です。

最近はナンバープレートの盗難がとても多いです。

ナンバープレートが盗まれると、再交付の手続きがとても手間が掛かります。

しかもその間、ナンバープレートが無い車で走るわけには行きません。

今の時代は盗難防止ボルトが必須になりました。

他には最近の主流として、LEDデイライトやセキュリティ等もあります。

この辺りの価格は、グレードやナビによって結構変わります。

「ディーラーオプション」は他にも多種多様あり、ここでは説明し切れません。

オプションカタログを見ながら、営業マンと交渉するのがいいと思います。

 

C27型セレナe-powerのオプションまとめ

「セレナe-power」は先進の走りが魅力です。
その車に見合ったオプションも欲しいです。
ただ高額車両なので、オプションを付けると総額400万円コースに突入不可避です。
ですが少しの出費を減らすことで、後々悔やむことにもなります。
予算はしっかりと確保するべきだと思います。